【構造別比較】鉄骨造と木造の倉庫建築費の違いとは?|コスト・耐久性・適用ケースを解説

倉庫建築を検討する際、避けて通れないのが「構造選び」です。中でも**鉄骨造(S造)と木造(W造)**は、それぞれに特徴があり、建築費・耐用年数・用途に大きな違いがあります。
本記事では、鉄骨造と木造の倉庫について、建築費の違いを中心に、構造別の特徴・選定ポイントを比較形式でわかりやすく解説します。
■ 構造別の建築費相場(坪単価)
| 構造 | 坪単価の目安(税別) | 特徴 |
|---|---|---|
| 鉄骨造(S造) | 約15万〜25万円/坪 | 耐久性・耐震性が高く、中〜大規模向け |
| 木造(W造) | 約10万〜18万円/坪 | 初期コストが安価、小規模施設や短期利用に適 |
※地盤状況、地域、仕様によって変動あり。
■ 鉄骨造(S造)倉庫の特徴とコスト要因
✅ 特徴
柱スパンが広く取れる → フォークリフト等の走行がしやすい
高層対応可 → 天井高を活かした保管効率向上
耐火・耐震性に優れる → 恒久施設や冷蔵倉庫に向く
✅ コストが高くなる要因
鉄骨加工・搬入・組立に手間と費用がかかる
クレーンや重機を使用した大規模工事が前提
一般的に固定資産税評価額が高い
■ 木造(W造)倉庫の特徴とコスト要因
✅ 特徴
建材コストが低い → 初期投資を抑えられる
工期が短い → シンプルな構造なら短期間で完成
断熱性能が高め → 自然素材により冷暖房効率が良い
✅ 注意点
耐火性に劣るため、大規模施設には不向き(消防法制限あり)
柱間隔が狭くなりやすく、動線制限がある
湿気・シロアリ対策が必須 → 維持管理費に影響
■ 用途別のおすすめ構造
| 用途・条件 | おすすめ構造 | 理由 |
|---|---|---|
| 長期利用の物流倉庫 | 鉄骨造(S造) | 拡張性・耐久性・税務評価のバランスが良い |
| 短期使用(10年以内)の仮設倉庫 | 木造(W造) | コスト最優先/撤去しやすい |
| 冷蔵・冷凍倉庫 | 鉄骨造(S造) | 断熱パネルや冷媒配管の設置がしやすい |
| 建築面積が30坪未満 | 木造(W造) | 建築基準法上の許可簡略/コスト低減可能 |
■ 建築費以外で考慮すべき要素
固定資産税:鉄骨造の方が評価額が高く、税額も上がる傾向
耐用年数:鉄骨造は30年〜、木造は20年程度が一般的
保険料:火災保険では木造の保険料が高めに設定されるケース多い
建築確認・法規制:木造は準耐火建築物でないと面積制限を受ける場合あり
コストだけでなく「運用年数」と「用途」で判断を
鉄骨造と木造、どちらが優れているかは一概に言えません。
大切なのは、**その倉庫を何年使うのか?どんな用途で?将来拡張の予定は?**という視点です。
初期コスト重視:木造(W造)
長期安定稼働+拡張性重視:鉄骨造(S造)
当社では、構造別の建築費シミュレーションや耐用年数試算、固定資産税・維持費までを含めたトータル提案を行っております。
構造選びで迷った際は、お気軽にご相談ください。
まとめ
倉庫建設のプロセスでは、各段階での効率的なコスト管理と品質確保が鍵となります。弊社のコンストラクション・マネジメント方式を通じ、コスト削減と高品質な倉庫建設を提供することを目指しています。倉庫建設に関するご相談は、ぜひお気軽にお問い合わせください。


